2011年12月26日月曜日

12月10日 「関西ダイバーのための減圧症セミナー」 開催!


去る12月10日、《チサンホテル新大阪》にて、「関西ダイバーのための減圧症セミナー」が開催されました。当日は一般ダイバーが中心で、定員の100名のところ90名以上とほぼ満員御礼。関西初の一般ダイバー向け減圧症対策セミナーとして、減圧症を防ぐため、もし減圧症に罹患したら、あるいは罹患者の体験談などを中心としてセミナーが行なわれました。
このセミナーは「減圧症対策プロジェクト」代表の中澤博子さんを中心に、関藤博史さん(なみよいくじら)、赤木正和さん(写真家)、窪田あいさん、猪倉厚さん、河添正巳さんら、「減圧症をなくしたい、助けたい」という思いで活動をされている個々のボランティアの集まりによって開催されました。減圧症関連のセミナーは関東では開催されますが、関西での開催は今までほとんどなく、ぜひ関西で開催したいという希望が叶いました。
プログラムは、
「押さえておきたい減圧症のツボ」
山見信夫先生(医療法人信愛会)
①どうして減圧症になるのか?
②減圧症にならないためには?
③減圧症を疑う症状が見られたら?
④減圧症になってしまったら・・・
「関西高所移動マップ」
発表:河添正巳
原作・著作:宇佐美健介、関藤博史
大阪地区における潜水後の高所移動と標高 など
「減圧症ケーススタディー」
中澤博子(減圧症対策プロジェクト)
実際のケース紹介からメジャーを使用した浮上速度のイメージ判定
という流れで行なわれました。
当日セミナー用チラシはこちら
来年2012年3月15日には、大阪市内にて、職業プロダイバー(インストラクターやダイビングガイド)向けの減圧症セミナー開催する予定です!
詳しくはhttp://dcimpjapan.org/prokansai.htm
レポート/PADIジャパン大阪オフィス・岩本英夫

2011年12月14日水曜日

12月2~4日 オリンパスフォトセミナーin熊本 開催!


12月2~4日に、オリンパスフォトセミナーが熊本の海で開催されました!
◆フォトセミナー
12月2日、4日 20時~
場所:《バウラインスクーバ》
参加人数:約40名
◆フォトセミナー海洋編 12月3日、4日
場所:白涛海水浴場&天草妙見ヶ浦
参加人数:約30名(《バウラインスクーバ》+《アクア》)
参加されたお客様からは、
・こんなに多くのカメラが用意されているとは思いませんでした。
・清水先生にアドバイスしてもらったとおりに撮影したら、素敵な写真が撮れました。
・今まで斜めに撮影した写真が多かったのに、コツを教えてもらって写真がますますおもしろくなりました。
・自分が思っていた以上にもっと寄ったほうが良い写真が撮れることがわかりました。
といった声が聞かれました。
また、主催者の《オリンパス》さんからも
「まさか、こんなにお客様が集まってくださるなんて、九州のダイバーの熱さにビックリでした。今回はPENライト(デジタル一眼)のモニターがメインだったのですが、多くの女性ダイバーに試していただき、喜ぶ姿を見て、私たちがイメージしていた新たなるユーザー層の開拓の手応えを感じました」。


次回は2012年5月末に開催予定です。お問い合わせ&ご参加お待ちしています。

情報提供:《バウラインスクーバ》
森 俊徳

2011年11月14日月曜日

11月4~5日
《美ら海振興会》「イキイキサンゴ大作戦」開催!


11月4~5日、《美ら海振興会》による「イキイキサンゴ大作戦」が開催されました。4、5日両日とも、前日の海況予報波高が2.5m以上となり、海上保安庁に提出しているイベント実施申込書内のイベント中止規定(波高2.5m)を超えてしまい、同ポイントに多数の船が錨舶することが危険なため、全体イベントとしてのサンゴ植樹は中止。撮影のため、一部の船だけでのサンプル植え付けとなりました。
昨年に引き続き1,000株の植え付けを予定していましたが、あいにくの海況のため、一部のダイバーによって植えつけられた株は2日間で約100株。残りについては後日、《美ら海振興会》メンバーの手によって植え付け予定です。
これまでにサンゴの植え付けたポイントでは、台風により流されたサンゴなどもあるものの、多くが順調に育っており、2年目3年目になるサンゴも順調。特に5年目のサンゴについては、数株がくっついて大きくなっており、自然なら十年は経たないとできないような大きさになっています。

2年目

5年目

同じ場所には同じ親サンゴから株分けしたサンゴの種を植え、DNAの違いからお互いに喧嘩することを防いでいることと、自然に対して強いサンゴを作るため、サンゴの株同士をすぐ近くに植えることで成長したら合体するようにはじめから狙って植えていることが成功の理由です。
残念ながら植え付けイベントは中止となりましたが、5日の夜に開催されたパーティーでは、今までのサンゴの成長の様子や植え付けについての経緯などが話され、またエイサーの実演なども行なわれて、参加した皆さん、大いに楽しまれたようです。また、《美ら海振興会》会長でPADIのコースディレクターでもある《シーマックス》松井氏が中心となって執筆され、今年発刊された『サンゴいっぱいの海に戻そう』(芙蓉書房出版)の即売会なども実施されました。
レポート・写真/PADIジャパン沖縄オフィス・河井

2011年10月27日木曜日

7月30~31日 本栖湖アルティチュード&キャンプ開催!


《エムズダイビングアドベンチャー》では7月30~31日に、富士五湖随一の透明度を誇る本栖湖で、キャンプ&アルティチュードSPイベントを開催いたしました! イベントご参加いただきましたお客様、ありがとうございました!!!
今回キャンプを張った本栖湖畔は、1000円札の裏側の写真を撮ったという、有名な富士ビュースポット。天気の良い日には逆さ富士も見られる素敵なロケーションです! 到着後は、まずはみんなでテント設営。
キャンプの目の前のビーチでは、淡水浴やカヤック、ウィンドサーフィン、パドルボートなど、様々な水遊びが体験できます♪
ブリーフィングは入念に! 本栖湖は標高902mに位置するので、高所ダイビングの手順、計画は入念に行ないます。ダイビング後の圧力グループ、水面休息時間、2ダイブ目の潜水時間など、みんなで考え、納得いくまで打ち合わせ。
日ごろ潜っている海(海水)と湖(淡水)との浮力の違いを肌で感じるために、みんなでしっかりウエイトチェック! こういったのも淡水ダイビングならではの醍醐味ですね。
安全停止エリアにはフロートを張り、水面からメジャーを垂らし、様々なタイプの深度計で、表示される深度と実際の深度の違いを比べます。これもなかなかおもしろい!!
年間通して透視度15m以上はある本栖湖でのダイビング。真夏でも深度20mを越えると水温は一気に一桁へ。。。
夜はみんなでBBQ&テント泊。
大人の夏休みイベントを存分に楽しんだ2日間でした!

2011年8月4日木曜日

7月23日 「サンマリン 夏祭り2011」 開催!


毎年恒例となりました「サンマリン夏祭り」が7月23日に開催されました。
今年は天候にも恵まれ、100名近いたくさんのお客様にご参加いただくことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。
中央に櫓を設置して、祭り用のちょうちんを並べ、屋台風に焼鳥・イカ焼き・肉・とうもろこしなどの焼き物コーナーを設置。本格的なホルモン焼きはかなり好評でした。今年の一番人気は、子供たちによるタコせんべい。そして夏の風物詩、流しそうめんコーナーも皆さんに喜んでいただけたと思います。
そんな夏祭りメニューを楽しんでいただきながら、スタッフ対抗ゲームや女子腕相撲大会で大盛り上がり。特に女子腕相撲では、「《サンマリン》新人スタッフ琴ちゃんに挑戦」というタイトルから、各ダイビングショップ女子対抗戦へと移り変わり、白熱の展開となりました。
その後、《サンマリン》スタッフより、ご利用いただいているお客様へ日頃の感謝の気持ちを込めてお餅撒きをし、最後は花火で締めとなりました。
本当に楽しい夏の夜となりました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

2011年7月25日月曜日

6月25・26日 MSD Day in 那覇 開催!


6月25・26日は台風5号の影響で、予定していたレスキューダイバーコースやOWコースなどが開催延期になるなど大幅な予定変更があり、少人数での開催となりましたが、それでも《沖縄リベルテダイビングサービス》では「魚の見分け方SPコース」、「エンリッチド・エアSPコース」、「デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーSPコース」の3コースの開催ができました。
魚の見分け方コースでは水中ノートを使用し、バディごとに水中を自由に行動。魚の特徴をデッサンしました。受講されたのは200本以上潜られたお客様たちでしたが、「いつも何気なく見逃している魚の違いに目がいくようになり、魚を探すことが楽しくなった」と感想をいただきました。
皆さんそれぞれ違った視点で観察し、非常に満足していただけました。水中でも陸上でも、生物に対しての新しい見方(発見)ができるようになっていただき、開催したスタッフとしてもさらにやりがいを感じ、非常に良かったです。
エンリッチド・エアSPコース、デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーSPコースでは、1日目に実施したエンリッチド・エア使用のテクニックを使い、2日目のデジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーSPコースでも、エンリッチド・エアタンクを使用して実施しました。
ヒナちゃんは翌月に海外でのダイビング予定ということで、エンリッチド・エアSPコースとドリフトダイバーSPコースをご希望でしたが、ドリフトダイバーSPコースは、海況悪化のため開催できず、急遽、初めて水中カメラに挑戦されるということで、デジタル・アンダーウォーター・フォトグラファーSPコースを受講されました。
減圧不要限界が気になる水中ですが、今回はエンリッチド・エアタンクを使用したので、じっくり被写体に向き合い、カメラのモード切り替え、構図を考え、いつもより長く水中で練習していただくことができました。不安も多い初めての海外でのダイビングに向けて、準備も整ってきたようでした。

2011年7月15日金曜日

7月8~10日 「マリンダイビングフェア2011」開催!


7月8~10日の3日間にわたり、東京・池袋サンシャインシティにて「マリンダイビングフェア2011」が開催されました。今回のフェアでは「PADIビレッジ」として、PADIジャパンと18のダイブセンター/ダイブリゾートが出展。ダイビングの楽しさをアピールしました。3日間で51,843人(事務局発表)が訪れたイベントの模様をレポートします。

⇒イベントの概要やPADIビレッジ出展ショップ等はこちら
PADIビレッジ全体に、床にカーペットを敷き、一体感を持った作りに。カウンターで出展されたPADIダイブセンター/リゾートの皆さんが、積極的にアピールしました。
PADIブースに展示された教材やフローチャートを見ながら、自分の今のレベルを確認したり、今後の予定を立てる人も。ダイビングに必須の38スキルチェックも好評でした。
こだわりツアーとディスティンクティブSPに来場者の皆さんは興味津々。
3日目のステージイベント「スキル上達のコツ講座」では、PADIジャパン・トレーニング部の宗田、村上により、クイズ形式でスキル上達のコツを伝授。
業界就職セミナーでは、トレーニング部の村上より、ダイビング教育機関がどのような仕事をしているかなどを説明しました。
オープニングセレモニーには、河野洋平・元衆議院議長をはじめ、各省庁の代表者が参加し、テープカット。
大人気だった《オリンパス》のセミナー。PADIの連載コラム(http://bit.ly/jmSE77)にも登場していただいている高砂淳二さんのセミナーも多くの注目を集めていました。
《オリンパス》ブースでは清水淳さんのセミナーも大盛り上がり! PADI連載コラム(http://bit.ly/nCMxzf)と同様、わかりやすい説明が好評でした。
カメラメーカーや器材メーカーも出展。写真は、暑い中スーツを着てがんばっていた《モビーズ》のブース。展示されていたBCなどの新製品はPADI Newsで紹介します。
PADI登録店の《スポートツアーズ》は、今回はパラオのブースで参加。海外からもショップやホテル、観光局などさまざまなスタッフが来場しました。
約1000点の作品が並んだ「地球の海フォトコンテスト2011」入賞作品展。PADIのCカードを提示すれば入場料500円が無料になるサービスが!
葉山の《ダイビングショップNANA》の佐藤輝さんらが所属する「ガイド会」による「次世代ガイドの写真展」は連日大盛況!
会場内には、東日本大震災の被災地を応援するメッセージボードが設置され、来場者からのメッセージがびっしり。

ご来場いただいた皆さん、ありがとうございました!

2011年7月14日木曜日

7月3日 サカナとの遊び方SPイベント in 越前 開催!


7月3日、《ダイビングショップ海遊》《アクアマリン金沢》《1.DIVE》《アクアマリン福井》の北陸のダイブセンター4店合同で、越前海岸・壁石浜海岸において、「サカナとの遊び方SPイベント in 越前」が開催されました。
当日は「サカナとの遊び方ディスティンクティブSP(スペシャルティ)」(EDF)を制作したPADI大阪オフィスの西川が全体ブリーフィングを担当したあと、25名のお客様が各店ごとに別れ、キュウセンやカサゴ、カワハギなどのいつも身近にいるサカナ達をじっくり観察しました。
当日の最大の発見は、それまで斑紋の違いで見分けていた「カサゴ」と「ウッカリカサゴ」ですが、皆さんの撮影技術が素晴らしく、胸ビレ軟条数を数えることができるケースが多数あったことです。(ちなみに軟条数が18でカサゴ、19でウッカリカサゴだそうです。)

逆にキュウセンやホシササノハベラなどは、いつでもどこでも見かけるのに、動き回って撮影が難しく、今後の課題にしていただけそうでした。
「●●との遊び方」というディスティンクティブSPの達成条件は「楽しめたか?」ですが、今回も無事に皆さん達成条件をクリアしていただいたようでした。コース終了後も、バーベキュー、記念撮影と楽しい時間を過ごさせていただきました。
皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。
担当:PADI大阪オフィス 西川

2011年6月24日金曜日

6月18日 防災訓練ダイビング 開催!


6月18日、《三浦・湘南エコダイバーズ》のダイビングショップ5店合同による
防災訓練ダイビング(避難訓練)を三戸浜の黒崎ビーチで開催しました。
避難訓練は、
ダイビング中に海中で異変を感じ浮上。

津波警報・大津波警報の発令を確認し避難開始。

エキジットし高台まで避難。
という流れで行なわれ、避難開始から高台までの所要時間は9~14分でした。
その後、いつもお世話になっている海、浜辺のゴミをみんなで拾い、
ランチタイム。
午後は三浦市消防署救急隊によるCPR、AEDの実演講習と
震災においてのこれからの備えについての講義を受け、
海上保安部救難課からは、震災における講義と体験談を
お話していただきました。
今回が初めての開催ということで、手探り状態で行なった防災訓練ですが、
結果は非常に良かったとものと思います。
早期避難においては「エキジット後に高台まで登る」という
シンプルな行動のみでしたが、避難時間や
ドライスーツ、ウエットスーツを着用している場合の体力の必要さなど
参加した皆さん収穫はあったと思います。
皆様同様のご意見と思いますが、
この避難訓練は今回で終わるのではなく、異なるシーズンやエリアなど
様々な環境下で定期的にやるべきと思いました。